カエル山便り.2025 終わらない夏


2025の夏

今年の夏は暑くて長くて終わりがないようです。猛暑日の日数は記録的で、雨も台風でも来ない限りは、まともには降りません。ゲリラ豪雨のようなものは見られても局所的で恵みの雨と呼べるようなものでは…。生きものたちはなすすべもなく元気がない様子です。毎年、夏に花を咲かせて虫たちを喜ばせていたシモツケのような低木も枯れてしまいましたしアジサイもぐったりとした葉を残すのみです。そんな中、少しでも雨が降れば小さな水溜まりには生き物が集まり命を繋いでいます。

もう9月も中ごろになりましたが、秋の気配はあんまり感じられません。それでもいつか必ず夏は終るでしょう。ひとまず、このへんで暑かった今年の夏の様子をまとめておきます。暑すぎたとはいえ、今年もオオムラサキにも会えましたし、それでもやはり夏はいいかな。

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※動植物の種名は正確なものではありません。間違っているかもしれないので、他所で言わないようにしてくださいね。



オオムラサキアカボシゴマダラ

アカボシゴマダラはマニアの放蝶によるといわれる外来種でまたたくまに関東に広がり、食草を同じエノキとする在来のオオムラサキやゴマダラチョウなどとの競合を危惧され特定外来生物にも指定されています。この里山でも年々数を増しています。しかし、オオムラサキの発生を脅かしているということもないように思われます。冬は幼虫で超すところは同じですが、アカボシは小さなエノキ、オオムラは大きなエノキというように棲み分けているようでもあります。成虫になってからもアカボシはどこか遠慮があって、オオムラのように高所で見張りをしていたりはしなように見受けられます。オオムラもアカボシも同種の♂同士の争いが忙しくてそれどころではないのかもしれません。基本、♂はいつもボロボロです。ゴマダラはもともとも多くはありませんので、影響はわかりませんが、いなくなったというわけではなさそうです。飛んではいます。

それでもアカボシの個体数が増えたのは明らかで、流石は特定外来生物と恐れられるだけのことはありそうです。アカボシがオオムラ・ゴマダラよりも有利のなのは発生の回数で、オオムラは年1回、ゴマダラは2回なのに対して、アカボシは3回もあり得るようです。今年のようにいつまでも暑ければ4回行けてるかもしれません。それでもオオムラ・ゴマダラにそれほど影響なければまあ私は構わないのですけど、同じエノキ食草でも発生のタイミングが少し違うテングチョウをむしろ見なくなったようにも…。濡れ衣かしらん。



また、過去の花々の推移の判るものを用意しました。こちらも是非。